今日のECショップ:個性派名刺ネット
- 会社名:個性派名刺ネット
- ショップ名:個性派名刺ネット
- ショップ開業:2004年
- 所在地:埼玉県さいたま市
- サイト運営責任者:豊森直人さん
- URL:http://www.prpro.jp/

競合他店との差別化、顧客満足度アップのため「複数のイラストレーター」「修正何度でもOK」といった独自のサービスを取り入れて、似顔絵名刺のネットショップを立ち上げた豊森直人さん。
後半では、販促活動、リピート客確保のための取り組みなどを見ていくことにします。
痒いところまで手が届くサービスを実施!
複数のイラストレーターをラインナップしている同店では、お客さんが「誰に頼もうかな?」と悩むことは、当然起こり得る事態と理解している。
この悩みをなくすために、様々な取り組みを実践している。その一つが「サンプル」の掲載だ。
4人のモデルを立て、それぞれ7人のイラストレーターが似顔絵を描き、それをサイト上に載せている。これにより画風の違いが一目瞭然となり、誰を選ぶかの判断がしやすくなっている。
それでも「誰に頼めばいいのか分からない」というお客さんもいる。そこで3人のイラストレーターが似顔絵を描き、それを見て、最終選択する「コンペコース」も用意。
「値段は高くなりますが、新規のお客様の2割はコンペコースを選びます。ニーズは高いですね」
そのほか、実際のお客さんの製作事例も紹介。その際は「イラストを主体にしてシンプルな背景ですっきり仕上げました」など、どのような感じで似顔絵を描いたのかも掲載し、よりイメージがわくように努めている。
こうした取り組みによって、お客さんの悩みはかなり軽減していると言えよう。
ところで、同店の似顔絵は「上半身」が基本だが、お客さんの中には「ペンを片手に持たせたい」といったリクエストも多い。そこで「小物イラスト」をオプションで付けられるサービスを開始。そのほか「全身ポーズ」の選択も可能にした。
顧客満足度を高めるためには、こうした"痒いところまで手が届くサービス"をしっかり行うことが重要なのだ。
多店舗展開を図り、リピート客を手放さない!
2004年に似顔絵名刺のネットショップ「個性派名刺ネット」をオープンして以来、豊森さんは、お客さんの要望には、できるだけ応える方針を貫いている。
そして、その要望が"広くニーズのあるもの"だと判断すれば、新しいサービスとして立ち上げている。
例えば「似顔絵シール」だ。
お客さんのなかには、名刺は会社支給というケースも多い。あるとき、お客さんから「名刺に貼れるように似顔絵シールを作ってほしい」という要望が入った。その後も、同じ要望が多く入ったことで、豊森さんは「似顔シール」の販売に乗り出した。
そのほか「似顔絵イラストのみ」のサービスも実施。
「ブログやホームページに似顔絵のイラストを載せたいという要望は意外に多いんです。」
現在、豊森さんは「個性派名刺ネット」以外に「似顔絵年賀状」「似顔絵はがきの挨拶状」といった別サイトも立ち上げている。
この多店舗運営には、明確な意図がある。似顔絵名刺を購入したお客さんに「名刺だけではなく、年賀状でも利用しませんか?」といった提案をするために立ち上げているのだ。
そのため名刺を購入したお客さんには、ダイレクトメールやハガキを送り「似顔絵年賀状」のサイトなどをアピールしている。お客さんに「なるほど!」と関心を向かせるためには、こうした販促活動は欠かさないと豊森さんは話す。
「ときには、サプライズの贈物を届けるときもあります。アナログ的な販促活動ですが、すごく手ごたえを感じています」
「個性派名刺ネット」をオープンして6年の年月が経過した。その間、似顔絵名刺の知名度は確実にアップし、その市場は成熟期に入ったといえる。
「それだけにリピートのお客様をしっかりつなぎ止めることは大切だと考えています。多店舗展開を含め、さらに努力を重ねていきたいですね」
取材:永峰英太郎
ディテールを追いかけた「実例」で、オーダーメイドに関する情報を360°立体化して伝える!
オーダーメイドものの商品を展開されている経営者のみなさま、
今日はシンプルですが非常に重要な話です。
オーダーものの商品やサービスを提供されていて、ネットからの販売が思うようにあがらないという場合、今回お話するポイントを是非取り入れてみてください。まさにオーダー系商品販売にとっては命綱になるのが「サンプル」の存在です。
制作会社でしたら「制作実績」がそれにあたります。
制作実績や、サンプルというのは言うまでもなく「あなたの会社に依頼した場合、どういうクオリティのものができてくるのか?」ということです。それに加えて「あなたの会社に依頼した場合、どういうクオリティのものが、どれくらいの期間で、どれくらいの手間で、どれくらいの金額でできるのか?」という付帯情報も合わせて伝えられていればなおのことよしです。
なんだ、当たり前じゃないか!と思うかもしれません。
しかし、原田がこれまでアドバイスをさせて頂いた経験上、この「当たり前レベルの情報伝達」ができていないケースがかなり多いのです。
当たり前レベルのことというのは、それこそキリがないくらいたくさんあります。
が、業種業態によって、「特にフォーカスすべきポイント」というのは少しづつ違います。
で、オーダーメイド系のビジネスをされている会社の場合、この「サンプル」であったり、「制作実績」をどれけ打ち出せるかが、フォーカスポイント(焦点)になってきます。
原田が懇意にさせて頂いているオーダーメイドスーツの会社で「ヨシムラ」さんという神田にある創業120年の老舗企業があります。
この会社、ホームページを見てもらえれば分かると思いますが、決してお世辞にもデザインがすぐれているとは言えません。むしろ、どちらかといえば、一昔前風というか、旧来的というかレトロな印象のデザインのサイトです。
しかし、このお店は「オーダーメイドスーツ」などのキーワードで検索すると必ず上位にあがってきます。
いつ店舗を訪れても客足が絶えることなく、とても賑わっているのです。
その秘訣はというと、やはりウェブサイトに記載された豊富なスーツの制作実例。
しかも、ただ制作物を並べるだけではなく、「お客さんとどのようなやり取りがあったのか?」、「どのようなコンセプトで作られたのか」、「制作過程にどのような出来事があったのか」などのデテールまで詳しく紹介しています。さらに、それを毎月絶やす事なく定期的に更新し続けている......
この積み重ねこそが、「ヨシムラ」さんのウェブ成功の秘訣だろうなと専門家として原田は分析しています。
特にオーダーメイドものの場合、ウェブだけで情報を判断するとなると、情報は深く、広く、どれだけ合っても足りません。だからこそ我々サービス提供者は、努めて意識的に色々な角度から+深くオーダーに関する情報を立体化して顧客に伝達する必要があるのですね。
原田翔太
- 顧客へあなたの会社が提供できる「選択肢」を示してみよう。
- その「選択肢」を「プラン化」することで上位サービスを構築することもできる。(今回の話でいえば、コンペコースがそれにあたる。)
- 制作実例を示すこと。ただ示すだけではなく、その制作過程にあった出来事や制作思想、着眼点、こだわりや価格などの情報をできるだけ示し、「立体的」にサービスを見せることが重要。
- 基幹技術(今回で言えば「似顔絵イラスト)を応用してできる派生サービスを支店化して運用する。(SEO的にも効果あり)
- ウェブ制作で言えば、「ロゴ作成サービス」、「FLASH作成サービス」、「システム開発サービス」など基幹技術は同じ/似たようなものであっても、アウトプットが異なるサービスを別展開するということ。
- サプライズプレゼントなどのアクションは驚きを生む。驚きは感動に変わる。感動は記憶に残る。そしてお客様の脳内に焼き付いた「感動の記憶」は次回の「指名検索」を生む。
unitedlinks(2011年2月28日 21:46)
テーマ:
ウェブマーケティング工房 リピーター/顧客満足 商品開発
























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