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TV掲載の集客効果と、お客様の声からのさらなる顧客拡大(いい快互服ドットコム・村上隆さんインタビュー 後半)

今日のECショップ:いい快互服ドットコム

  • 会社名:株式会社興和堂
  • ショップ名:いい快互服ドットコム
  • ショップ開業:2005年
  • 所在地:東京都北区
  • サイト運営責任者:村上隆さん
  • URL:http://www.11kaigofuku.com/


会社の新規プロジェクトとして、ネットショップ運営に乗り出す。開業は2003年。当初は、自動車部品を販売するも、リピート客が望める商品を追い求め、消臭関連用品を売り出し、業績アップを実現。


「加齢臭」「臭い」などのキーワードで検索したユーザーをつかまえるため、アフィリエイトを活用した村上隆さん。その結果、検索エンジンの上位表示は同社のサイトが独占。その結果、予想をはるかに超える問い合わせが舞い込みます。

そして、この問い合わせのなかには、一般のお客さんはもちろんですが、テレビや雑誌などのメディアも多く含まれていたのです。

今回は、一気にブレイクしたときのお話や、サイト上の取り組みなどを聞いていきましょう。

1つのメディアに取り上げられると、連鎖式で違うメディアも紹介

メディアなどで取り上げられる前、同店の月商は100万円程度。しかし、2006年7月、NHKのニュース番組「おはよう日本」で取り上げられると、売上げは一気にアップしていく。

「1つのテレビで紹介されると、連鎖式で、違うメディア(テレビや雑誌、ラジオ)も取り上げていくんですよね。その連鎖のパワーはすごかった。テレビに一回出ると、1日で1000万円の売上げを実現することもありました」

しかしその後、テレビ番組による「やらせ問題」が問題となり、その効果を明確に証明できない商材については、取り上げない方針となり、メディアへの露出は少しずつ減っていった。それでも、村上さんはこう話す。

「BSやCS、地方局などのメディアなどからの問い合わせは、まだ多くあるんです。やはりメディアの力は強いし、いい商材であれば、持続性もあると実感しています」

お客様の声は、必ず響くと信じ、あらゆる場面で有効活用

メディアに取り上げられ、一気にブレイクした後、売上げが落ち着いたとき、村上さんはサイト構築を外部に委託した。しかし、これがあまりうまくはいかなかった。

「商品の知識、思い入れなどについて、お互いで共有し合えなかったのが、うまくいかなかった要因だと思っています」

2010年に入り、もう一度、自社内で構築することを決意し、今に至っている。

同店がネットショップ運営において、いま大事にしていることは「お客様の声」だ。

「あらゆることをつかむことができるのが、お客様の声だと思っている」と村上さんは話す。この声は、メールではなく、お客さんに直接紙に書いてもらい、集めている。

「紙に書いてくれるということは、マイナスであれプラスであれ、当店の商品に関心を持っているということです。その意見は、すごく参考になります。商品にアンケート用紙を付けてお送りしているのですが、2-3割は送り返してもらっています」

「お客様の声」は、当然サイト上に「使用した実感」として載せているが、もう一つ、あるところで活用している。それは、バナーや商品詳細ページなどでの「キャッチコピー」である。

例えば「急速分解消臭タオル」のバナーは「いくら汗をふいても臭わない こんなタオルは初めてです。」というコピーが書かれている。

「お客様の率直な感想こそ、お客様に響くと感じたんです」

返品OKを実施したことで、安心感と商品力アピールを実現

「お客様の声」は、宝だ。村上さんは、心からそう思っている。お客様の声だけではない。注文内容もまた、宝だ。

「歯医者さんから、時々注文が入っていたんです。歯医者さんは患者さんと密着して治療をするため、シャツやタオルなどの消臭用品が必要なのかなと、自己分析しました。それをアピール材料にして売り込みを行っています」

同店では現在、消臭スプレーも販売しているが、先日、釣りに特化したCS放送から「商品を紹介したい」という問い合わせが入った。

「担当の方から『魚の臭いは消えますか?』と聞かれたんです。釣りをする方って、魚の臭いを気にするんですね。そのことを知ったとき、まだまだ潜在的なニーズはあると確信しました」

同店が扱う商品は、ユニクロなどと比べたら、格段に高い。お客さんにとってみれば、不安を抱くのは避けられない。そこで「消臭の実感がなければ、返品OK」を実施している。とはいえ、身体に着用するものだけに、すぐには実施できなかった。

「怖いですからね。最初は『期間限定』でやってみたんです。そうしたら、まったく返品が出なかった。それで始めることにしました。返品をOKにしたことで、お客さんの安心だけではなく『それだけ自信があるんだな』という商品力のアピールにもつながりました」

まだまだ市場の開拓の余地はある。そこに向かって、いかに手を打つか。村上さんはじめ、同店の挑戦は続く。

取材:永峰英太郎

あなたのネットショップが、マスコミに取り上げられるには?

アフィリエイト活用の効果というのは直接的な売上げだけではない、副次的な宣伝効果も期待できます。今回の事例は、その好例です。

テレビ、雑誌、新聞などのマスメディアを捕まえることで、ネットだけでは到底リーチできない『手あかの付いていない』一般消費者に広く情報を伝えることができます。

マスコミを巻き込めると、ECというのは一瞬でトップクラスの売上げまで跳ね上がることもあるのです。その可能性に気が付いている人は多くありません。やり方もよくわからないというのがあるからかもしれません。しかし、思っているほどマスコミへ掲載されるということは難しいことではないですし、珍しいことでもないのです。

「マスコミ」と漠然と捉えると、どうアプローチしていいものか全く分からないかと思いますが、その内部にいる人たちも、私たちと同じ「人間」なのです。マスコミが基本的に取り上げるものと言うのは『話題性』(ニュース性)、『新規性』、『公共性』がある情報です。

あなたの扱っている商品、サービス、もしくはあなたの会社自身にこういった要素が含まれているのであれば、マスコミに『知ってもらう』ための告知活動を行っていくことで、彼らに取り上げてもらうチャンスを作り出すことができます。

その中でも、アフィリエイトをうまく活用して、マスコミへのリリース代わりにした『いい快互服ドットコム』はとても、素晴らしいですね。

あと、もうひとつ、そもそも論ですがアフィリエイトでもプレスリリースでもなんでも良いのですが「マスコミに注目してもらう」ための宣伝はもちろん必須なのですが、それ以前にそもそもサイトに訪れたときにマスコミがあなたのサイトをどう判断するか?という視点から、きちんとしたサイト作りが大前提になります。

どんなに『実際は素晴らしいもの』を扱っていても、ウェブサイトからそのことが情報として発信されていなければ全く伝わりません。

それと、商品の魅力を伝える場合には「自分でいう」よりも「他人に言わせる」ほうが何倍も雄弁に、商品の凄さや、目新しさを伝えることができます。(ここら辺のことについては私の「ありえないマーケティング」に詳しく書いていますので、必ず読んでおいて下さい。)

つまり、「入口」と「受け皿」は両方セットで、最初に設計しておくことが大切なのですね。

それでは、今日のまとめです。

今日のまとめ
  • マスコミの持つ爆発的なリーチ力を活用しない手はない
  • マスコミをつかめるためには自社に眠る『話題性』(ニュース性)、『新規性』、『公共性』の情報を切り出して言語化する。
  • 商品、サービス、会社は自分で語るよりも、他人に語らせたほうが何倍も雄弁にその魅力を伝えることができる。
  • メディア(マスコミ)の人間がサイトに訪れた際に、取り上げたくなるような情報をきちんと伝える。、「入口」と「受け皿」は両方セットで、最初に設計し、整備しておく

unitedlinks(2010年4月19日 21:57)
テーマ: ウェブマーケティング工房 ECサイト構築 リピーター/顧客満足 購入率を上げる工夫 集客 

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プロフィール

(有)ユナイテッドリンクスジャパン代表取締役 (株)ウィルゲート社外取締役 ほか、数社の経営の経営顧問及び協会理事職を 務める。1984年生まれの現在25歳。東京都出身。

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